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私たちについて
当院では、東洋医学に基づくアトピー性⽪膚炎に対する鍼灸治療を中⼼とした幅広い治療を⾏っております。⻄洋医学では⼗分に改善が⾒られない症状であっても、東洋医学的に治療を⾏うことで安定的に軽減できる症状は多くあります。また、最新のエビデンスに基づいた病態把握から丁寧で分かりやすい説明を⾏い、お⼀⼈おひとりに合ったオーダーメイドの治療を提供いたします。
アトピー性皮膚炎とは?
公益社団法⼈⽇本⽪膚科学会のガイドラインによると、“アトピー性⽪膚炎は、増悪と軽快を繰り返す瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くは「アトピー素因」を持つ”とあります。アトピー素因とは⾎縁者にアトピー性⽪膚炎の者がいたり花粉症のアレルギー症状等があることを指しています。さらに、東洋医学的に診ていくと肩こりや⼿⾜の冷え、便秘や不眠等々の症状が⾒られ、それらの症状の悪化によってアトピー症状も悪化する傾向があります。以上のことから、当院では東洋医学に基づき⽪膚だけの症状ではなく全⾝の症状と捉えて治療を⾏います。
どんな治療法?
問診や⽪膚の状態、脈や経⽳(ツボ)の反応をもとに治療⽅針を決定し、肩こりや腰痛、体の冷えがある場合には合わせて治療を⾏います。これにより全⾝状態を改善させることで、アトピー 症状が出にくい状態の維持を⽬指します。また、⾷事指導や睡眠指導等も必要に応じて⾏います。週1回程度の頻度で10 回程度継続して治療を受けていただくと⽪膚症状の改善や掻痒感の低下と安定が⾒られるようになります。その後は、安定度を確認しながら2 週に1 回、3 週に1 回と状態に合わせて治療間隔を伸ばしていきます。症状の変化には個⼈差があり、早い⽅では3〜4回程度の治療で症状の改善が⾒られる⽅もおられますが、症状の安定には10回程度の治療回数が必要な⽅が多いとお考えください。